

もう二度と目が覚めないんじゃないかという恐怖。
毎晩、今日が最後かも?っていう
恐れと不安でどうにかなりそうでした。
約1ヵ月、精密検査の結果が出るまで
そんな抜け殻のような時を過ごし、
心労でげっそり痩せてしまいました。
血便が出た時には、いよいよ終わりが近づいたと悟り、
誰にも話すことができなかった。
孤独でした
・・。
叔母はその頃の僕の姿を見て、
本当に命の灯が消えそうに見えたそうです。
顔色も青白かったそうで。
しかし、僕は
強運の持ち主
なんです!!
小さい頃からSOSの時に
なぜか必ず
助け舟
がやってくるんです。
入院中に骨肉腫の権威と言われる先生が
たまたまその大学病院にいらっしゃっていました。
先生の見立てでも、その腫瘍は悪性にしか見えないそうでした。